電話カウンセリングで心がけていることは何ですか?
電話対応のカウンセリングは、
あらゆる音を拾っていかないとなので、イヤホンや音を最大にしたりなどしっかり聞き取れるように工夫したりします。
後は、電話もズームも対面もそんなにやっていることは、変わらない感じがしますね
それぞれの必要な情報をいかにとりいれていくかでしょうか?
電話だと(音、音の中の雰囲気、息遣い、周りの音(ボールペンでぐるぐる書いている人もいたり。。呼吸の音などなど)(小林)
電話対応のカウンセリングで心がけていることですが、私の場合は、とにかくお客様の意識に合わせることを意識しています。(←感覚的な表現なので、他にも言い方はいろいろあると思います)お客様とつながれる感覚をつかってコミュニケーションするということですね(^^) (本郷)
クライアントに対して、何を一番気をつけていますか?
相手のことを知ろうとして聞くことですね。これが最初は難しいんですよね・・・(小林)
私の場合は「クライアントのありのままをできるだけ尊重すること」です。
伝えたい!とか分かってほしい!とか思うことがいろいろあるときでもやはり、相手あってのカウンセリングですからね~。(本郷)
クライアントから話を聴いているとき、頭の中ではどのような事を考えていますか。対話する前、何か事前準備をしていますか?
クライアントさんからお話を聞かせて頂いているときは、知ろうとして話を聞いています。
何が起こっているんだろう?何を言いたいのだろう?
準備は何もしていません、雑談レベルからカウンセリングレベルにスイッチを切り替える感じですね~(小林)
私の場合は「特に何も考えていません」。
誤解ないようにニュアンスを伝えておくと、「自分自身の余計な価値観や先入観をできるだけゼロにしておく」という意味です。
あと、強いて言うならば、自分自身の感情がフラットでない時は、事前に音楽を聴いておいて、自分自身の感情をなるべくフラットにしておきます。(私の場合は、10~30分かけて自分自身の感情を整えておきます)
たとえばですが、怒りまみれの状態でクライアントに会ったとしたら・・・
クライアントのほうがたぶん「どうされました?」と気を遣いますよね(笑 (本郷)
過去の心の傷を思い出す時って、より時間が経てば経つほど思い出した時の気持ちが強烈になるのでしょうか?
タイミングであったり、自分が受けれ入れる準備ができたり、
そんな時にふと思い出したり、感情が湧き出たりして取り組める準備ができてきます。
大きなものほど後になるかもしれませんね。(小林)
潜在意識って「自分を守るための本能」みたいなものなので、原則として
「心の準備ができないと、思い出さない」です。そうでないと、こころが壊れてしまいますからね。
ということで、より大きな過去のショックな出来事を思い出せるということは、何かしらの準備ができたと心が判断しているのかもしれませんね。(本郷)
感謝などの良い感情を感じることで、逆に負担になることはありますか?
どんな感謝を感じたんでしょうかね?
この質問がでるってことは、何か感謝に対しての何かがおきたのかなと感じました。(小林)
一般的にいうストレスは、悪いことに限定されがちですが、心理学の世界では、「良い」ことも「悪い」ことも、ストレスといいます。
そういう意味では感謝という感情の動きもストレスになることがあります。
カウンセリングをする時に、急激な変化をお客様になるべく起こさせないようにしましょう、という意味は
急激な癒しも心身に大きな負担をかけるから、なのです。(本郷)
色んな精神状態のクライアントと接する機会があると思うのですが、接するとき気を付ける事はありますか?
自分軸はいつも意識をしていますよ。
本当はどうしたいのか?何がいいたいのか?などなど
クライアントさんと接する時は、自分の価値観をいったん横に置いておくことをしますね^^(小林)
私の場合、カウンセリング中であってもそれ以外の時間でも、常に自分軸を意識するようにしています。人と接する時に自分の感情だけが先行すると、相手の立場に寄り添うことができなくなってしまい、大抵の場合人間関係がうまくいかなくなるからです。(ただし、本音でぶつかりあうことが必要な時だけは例外です)(本郷)
男性カウンセラーと女性カウンセラーに違いはありますか?クライアントに違いはあるのでしょうか?
違いは、私はそんなに関係ないですが、言いたいことが言いやすい、言いにくいがあるかもしれません、
後は、女性が苦手、男性が苦手、(投影)もあるので、話しやすい方があるでしょうね(小林)
だいたい、こんな感じでしょうか?
お客さんの来やすさ
男性Co:少し難しい
女性Co:比較的やさしい
変態さん
男性Co:滅多にない
女性Co:たまに来る ←ぶった斬るか男性カウンセラーを紹介してあげてください(笑
CLが投影しやすい人物
男性Co:父親・夫
女性Co:母親・妻
あとは、カウンセラーの性差はあまりないように(個人的には)感じます~。
(本郷)
対人関係のトラブルは罪悪感などを持っているから起こるのでしょうか?
はい、そうです(笑
共依存の関係などは、まさに「人に頼りたい人」と「人から頼られることで自分がここにいても良いんだと思いたい人」がいないと成立しない関係です。だって、お互いにとってメリットありますからね・・・。
そういう意味で「怒りたい人」と「怒られることで自分をダメだと感じたい人」の両方がいないと罪悪感の共鳴って起こらないです。。。(本郷)
※本郷が先に回答したので、小林先生は回答省略です
クライアントさんが良かれと思って取った行動で困った事はありますか?それにどう対応してますか?
良かれと思っての行動、うーんそうですね~
例えば、忙しそうだから連絡しないとかでしょうか・・・
たまに連絡くださいね^^といいますが、基本は見守っていますね(小林)
まさしくアサーションの練習ですね・・・。
アサーションの単元をみなおしてみましょう!(本郷)
自分がどう思われるかをとっさに気にして、意見を言えないことがあります。克服するにあたり、話やすい人から慣らしていくとか、何か方法はありますか?
話しやすい人、聞いてくれやすい人、
親しい人等レベルを下げてやっていくといいですね(小林)
相手やシチュエーションによって、とっさに気にする程度が違うと思うのですが、そのあたりはどうでしょうか。
何か共通のパターンはありますか?もしパターンがあるのならば、どうしてそのパターンが出来上がったのかを丁寧にふりかえってみましょう(^^)(本郷)
何度も同じパターンを繰り返すのは課題が残っているから、は分かるのですが、過去の同じ出来事を原因として何度も思い出すのは、癒せていない感情があるからでしょうか?
何度も同じパターンを繰り返すのは課題があるんですが、
そもそも完全に癒すのはなかなか難しいので、カウンセラーであっても
色々細かい燃えカスがいっぱいあります。
ただある程度までやったら気にならないようになるので、
自分がどこまでやりたいか?も含めて、
癒しと向き合っていくのもいいかもしれませんね~(小林)
そうですね、、、にんげん、やっぱり過去のことを思い出すことってありますよね。
ポイントは、思い出すことそのものというよりかは、思い出した時にどんな感覚・感情になったか?のほうです。
たとえば、昔は思い出した時に「怒りで震える」だったのが
今では思い出しても「ああ、そういえばあんなこともあったよなあ」ぐらいに変化したとしたら
癒されていると思ってもらってOKではないでしょうか。(本郷)